ラム酒の起源と歴史|おすすめのラムベースカクテル5選
2023/12/27
今回は、ラム酒の魅力に迫っていきたいと思います。ラム酒には様々な種類があり、その成り立ちや歴史などそれぞれに特徴がありますが、温かい地域で作られ、一口味わえば開放的な気分になれる、そんなラムの魅力と、ラムベースのおすすめのカクテルを今回は取り上げていきます。さあ、一緒にラム酒の魅力を探ってみましょう。
目次
ラム酒の種類と特徴
日本には様々なラム酒が輸入・製造されています。代表的なものには、キューバ産のバカルディ、ジャマイカ産のアップルトン、プエルトリコ産のバリカ・オロといったものがあります。 バカルディは、白色のクリーンな味わいが特徴で、カクテルに欠かせないラム酒の一つです。アップルトンは、パイナップルやバナナの香りが強く、カクテルに加えるとフルーティーな味わいになります。また、バリカ・オロは若干甘みがあり、カクテルだけでなくロックで飲まれることも多いようです。 このように、ラム酒にはそれぞれ異なる特徴があります。バーでは、お客様の好みに合わせて適切なラム酒を提供することが大切です。また、ラム酒の味わいを楽しめるよう、ロックやストレート、カクテルなど様々な飲み方があることも知っておくと良いでしょう。
ラム酒が生まれた地はどこか?
ラム酒は、カリブ海地域で誕生したお酒です。その起源は、スペイン人がカリブ海地域に移住した際に持ち込まれたブドウ酒でしたが、ブドウが育つ環境にないため、サトウキビを原料とした酒に変化しました。特に、キューバやジャマイカなど、スペインが支配する植民地で生産が行われるようになります。また、海上交易の過程で、アフリカから連れてこられた奴隷たちがサトウキビの生産に携わり、その文化・料理にも深く根付くようになりました。そのため、ラム酒はカリブ海地域だけでなく、その文化や風土も含めた非常に豊かな歴史を持っています。バーでラム酒を味わう際には、その背景と歴史を思い浮かべながら、より深く味わってみるのもいいかもしれません。
ラムカクテルの歴史とは?
ラムカクテルの歴史は古く、19世紀には既に、カクテルを作るためのベースとして使用されていた。特に、モヒートやダイキリなどのラムを使用したカクテルは、多くの人々に愛されてきた。また、カリブ海やハワイなどのリゾート地で人気のあるカクテルも多く、ラムカクテルは、その地域ならではの味わいを持っている。現在でも、ラムカクテルは多くのバーで提供されており、新しいレシピやアレンジも生まれている。ラムカクテルの歴史を知ることで、より一層その味わいを楽しむことができるだろう。
今、注目のラム酒の生産地とは?
ラム酒の生産地として、最近注目を浴びているのは中南米地域です。キューバを始め、ドミニカ共和国やジャマイカ、ペルー、ブラジルなどが有名な生産地として挙げられますが、中でもペルーで生産されているラム酒は近年注目を浴びています。 ペルーのラム酒は、特に標高の高いアンデス山脈周辺で生産されます。そこで育ったサトウキビを、木炭でろ過することによって、ラム酒の風味が生み出されます。また、ペルーのラム酒は、飲んだ後の味や匂いがさわやかな爽快感を与えることが特徴となっています。 バーの店舗で、ラム酒を提供する場合は、是非ペルーのラム酒もオススメです。リフレッシュ感があるフレーバーが、カクテルの飲み心地を格段に高めてくれます。特に夏場には、暑い気候を快適に感じさせてくれることで、お客様のリフレッシュ効果もあるかもしれません。是非、注目のラム酒、ペルーのラム酒を取り入れてみてください。
ラム酒を使ったおすすめカクテル5選!
ラム酒を使ったおすすめのカクテル5選をご紹介します。 まずは、カクテル王子として有名なサントリーバーテンダー伊藤博文氏が提唱する「モヒート」。スッキリとしたミントとライムの風味が広がる爽やかな味わいが特徴です。 「カリブ・クイーン」は、パイナップルとオレンジジュースを合わせ、クルーバリムというスパイス感があるラム酒で仕上げた、トロピカルな魅力があるカクテルです。 またカクテル隆盛の時代に登場した「ダイキリ」は、ラム酒、ライムジュース、シロップを合わせたシンプルな構成ながら、スッキリとした味わいが楽しめます。 「カイピリーニャ」は、ブラジル生まれのラム酒を使ったカクテルで、ライムとシロップ、クラッシュアイスを加えたシンプルな構成で、ラム酒の香りが引き立ちます。 最後に、「マイ・タイ」はラム酒と、ライム、グレナデンシロップを合わせた、ハワイアンリゾート感あふれるカクテルで、豊かな風味が楽しめます。 ラム酒を使ったおすすめのカクテルは、どれもさわやかで爽やかな味わいが特徴です。是非、バーで楽しんでください。